パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

退職できないジレンマを解消する。

普通以上のコミュニケーション手法【退職できないジレンマを解消する。】

投稿日:

【理論編】

 今回は、コミュニケーション手法について書きます。
 

 私は、基本的にはコミュニケーションの改善では、

 職場環境は改善しないと考えています。

 

 私の知っている組織に、言葉はとっても丁寧なのに、

 とっても失礼な”組織”があります。

 

 結局は、言葉遣いの問題ではなくて、

 心理学でいうラポールが、いかに取れているかで、

 コミュニケーションの質は変わるのです。

 

 そして、そのラポールは、

 コミュニケーション手法だけで築けるものではありません。

 心理学では、相手に対する、心の傾注が必須だとされています。

 相手に対して心を注ぐ方法は、テクニックでは身につかないですよね。

 それを踏まえて、ですが、

 私はアサーションという手法が、とても有益だと思っています。

 アサーションというのは、

 自分も他人も大切にするコミュニケーション手法だと言われます。

 相手も心地よい、率直な伝え方、というものです。

 

 それについては、きっと他の方がたくさんブログで書かれていると思いますが、

 基本的な手法をお伝えすれば、「事実を述べること。」です。

 たとえば、クレームを言われているときに、

「その件についてなのですが、

 大変申し上げにくいのですが、

 現在まだ調査中です。

 大変申し訳ありませんが、

 調査が終わるまで、

 ご回答を差し控えさせていただきたいのですが、

 いかがでしょうか。」
 
 というような言い方です。

 申し上げにくいと思っていること、

 調査中であること、

 回答を差し控えたいと考えていること、

 これらは全部事実です。

 あなたが心の中で感じている事実を言葉にすれば、

 いわゆるIメッセージとなりますが、

 それは心を事実で述べた結果にすぎません。

 
 
 一方で、「あなたが○○だ」というのは意見であり、

 簡単に言えば思い込みです。

 事実ではなく意見をいうことが、

 コミュニケーションが悪くなる原因の1つです。

 

 もちろん、思っていることすべてを言葉にする必要はありません。

 そうではなくて、

 言葉にするときは、事実だけを述べるようにする、

 という考えを持つことが大切なことです。

 アサーションは学べば奥が深いですし、

 歴史的背景なども学ぶと、

 よりいっそう好きなること間違いなしです。

 ですから、興味がある人はぜひ学んでみて下さい。

 

 ただ、やはり限界があることも、

 どうか覚えておいてくださいね。

【実践編】

1 今日から1日、事実だけを述べるを意識してみてください。
  事実というのは、主観的な事実=思っていること、も含みます。

 

 コミュニケーションの手法も含めた、

 まとめ記事があります。

 もしよろしければ、こちらもクリックしてご覧ください。

 

-退職できないジレンマを解消する。

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

パワハラを理由に、即日退職できるのか?:パワハラ解決コンサルタントが法的解説

行政書士・プロフェッショナルコーチの三國雅洋です。 今回は、法律編「パワハラにより、即日退職できるのか」について、解説したいと思います。 先に結論を書けば、「権利はないが、有給休暇を利用すれば即日退職 …

no image

部下を無能だという上司こそ、無能【退職できないジレンマを解消する。】

【理論編】 パワハラ被害者は、 有能な人が多いと言われているのは、 ご存知ですか? 私の知っているだけでも、 次期社長と周りから言われたために、 パワハラで退職した人が2人います。 つまりは、自分の地 …

no image

ポジティブ思考の罠

 私はポジティブ思考肯定派ですが、    ポジティブ思考には、大きな罠があります。          それは、「置かれた場所で咲きなさい」になってしまうことです …

no image

退職するための、家族の賛成を得る方法【退職できないジレンマを解消する。】

【理論編】  転職・起業を考えても、  家族の反対を受けて、できないことがあります。  そうしたときに、  よくある賛成を得る方法が、  体調を崩すことです。    家族から、 「もう辞めてもいい。」 …

no image

パワハラ・カウンセリングの限界【退職できないジレンマを解消する】

 私は、医療法人で理事をしていたとき、 職場いじめ被害を受けている方の カウンセリングもしていました。  カウンセラーとして仕事をしていたわけではなく、 ただ一個人として、カウンセリングをしていました …

読者登録フォーム

【無料メルマガ】『パワハラを脱出する方法』
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 
メールアドレス
受信形式
HTMLメール
文字メール
2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

パワハラなんかに負けない。

あなたはパワハラなどに負けたりしません。

法律面・心理面・経済面の3側面を考慮に入れた、現実的な解決策を実行しましょう。

パワハラ問題の専門家による現実的な解決法は、こちら。

↑無料個別相談会へのリンク

カテゴリー