パワハラ被害者には、カウンセリングだけでは不十分です。
なぜなら、カウンセリングでは現状は変わらないからです。
【1】カウンセリングでは必要だが、十分ではない
傷ついた心を癒すための、カウンセリングは必要です。
誰だって攻撃されたら痛いですし、傷つきます。
一人では回復できないレベルの、心の傷を負うこともあります。
ですから、カウンセリングは必須です。
しかし、それだけでは足りません。
【2】カウンセリングでは、どうやったら脱出できるかはわからない。
カウンセリングを受けるのは被害者です。
でも、原因を作っているのは99%加害者です。
1%、被害者の原因として残したのは、
自分にも改善すべき点があると思わないと、
誰も味方になってくれなくなるからです。
それはともかく、
主原因であるのは加害者。
でも、カウンセリングでは、
その加害者に対する手段は考えません。
そもそも、カウンセリングは、
現状から脱出するためのものではない。
基本的には、癒すこと。
マイナスをゼロに戻すこと、
ネガティブをフラットに戻すためのものが、
カウンセリングです。
【3】現状から脱出するための、心のエネルギーを生み出す技術が必要
被害者であるあなたが、
どれだけカウンセリングを受けても、
基本的には、現状は何も変わりません。
あなたを攻撃してくる人に対して、
いままで通りに接するのですから、
いままで通り、攻撃されるだけです。
もちろん、さまざまな対処法はあるのですが、
通常は、その手法を行動に移せません。
これは当たり前で、そのようなエネルギーがないからです。
この現状を抜け出すためには、
カウンセリングではない、メンタルコントロールの技術が必要。
現状を打破するためのメンタル技術が必要です。
それは、言い換えれば、
パワハラをなくすためのエネルギーを生み出すための
メンタル技術が必要だということです。
ですから、もしあなたがカウンセリングを受けていて、
でもなかなか現状から抜け出せないなら、
是非一度、現状を打破するメンタルテクニックを
学んでいただけたらと思います。
きっとあなたが、辛い今の状況から抜け出すために
大きく役立つはずですから、ぜひ一度、考えてみてください。