パワハラに対して怒りにまかせて反撃するのは得策ではないが、何もしないよりは絶対にいい。

パワハラと戦うときは、しっかりとした戦略を持つことが大切です。

怒りに任せた行動を取るのではなくて、ゴールを定めて、そのゴール達成のために理性的に行動を起こしていくことによって、解決が早くなります。

しかし、パワハラを受けたら誰でも感情的になってしまうものです。

ですから、感情的に反撃をしてしまうこともあるでしょう。

たしかに長期的にみれば、感情的な反撃は少し遠回りになります。

しかし、反撃すること自体は悪いことではありません。解決に向けた行動を行わずに、ただ我慢し続けるよりは、突発的であっても反撃行動に出るほうが絶対にいい。

あなたのその反撃行動によって、加害者はあなたに対して警戒心を強めます。あなたに対して、攻撃を躊躇するようになります。直接的な攻撃は避けるようなり、間接的なものをしようとするようになるでしょう。間接的な攻撃をしてきたいたなら、その攻撃の頻度は少なくなるでしょう。

加害者は自分の攻撃が当たり、あなたの攻撃が自分に届かない状態でしか、あなたを攻撃してきません。自分の安全が確保されている状態でしか、あなたを攻撃してこないのです。

ですから、あなたが感情的であっても反撃を加えたことで、加害者はあなたに対して強い恐怖を抱いたことは間違いありません。

ですから、反撃したこと自体を後悔する必要はまったくありません。

大切なことは、この行動を次の行動に結びつけることです。

反撃行動に出た流れに乗って、次の一手を打ちましょう。上司やハラスメント対応部署に相談するのもよいでしょうし、外部の相談機関に相談するのもよいと思います。

どのような行動であっても、それを解決に向けて活かすことはできます。

どんどん行動を起こしていきましょう。

あなたなら、それができます。

ぜひさらなる行動をお越し、一気に解決をしてしまいましょう。

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パワハラを同僚に相談してもおそらく解決はしないが、相談した事実は無駄にはならない。

パワハラについて同僚に相談しても、おそらく解決には至りません。

同僚もパワハラ問題については素人です。さらに言えば、ほぼすべての上司もパワハラ問題については素人です。厚労省の「パワハラ」の定義も知らない人でしょう。

ですから、相談したとしても、パワハラの解決につながる可能性はゼロに近いほど低いです。

しかし、同僚に相談することが無駄になることはありません。

「同僚に相談したが、状況が改善しなかった」という事実があるからこそ、上司に相談しやすくなるからです。

”自分なりにできることを行った”という事実が、上司に相談をする行為を正当化してくれるのです。

ですから、同僚に相談しておくこと自体が無駄になることはありません。

そして、これは上司に相談した場合でも同じです。

上司もパワハラについては素人であり、おそらく解決のための行動を取ることはできません。

しかし、上司に相談した事実があるからこそ、社内のハラスメント担当部署や、社外の相談機関へと相談することがしやすくなるのです。

あなたのとった行動が、無駄になることはありません。解決に向けた行動は、必ず次の行動を行うための理由を作ってくれます。あなたの次の行為を正当化してくれるのです。

ですから、「相談しても意味がない」と思ったとしても、相談はしておきましょう。あなたの解決に向けて行動で、無駄になることは一つもありません。解決に向けたすべての行動は、必ず解決に役立ってくれます。

ですから、たとえ小さな行動であっても、ぜひ行動を続けてください。

あなたなら解決ができます。

無理をしない範囲でよいので、できることを実行に移していきましょう。

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パワハラを誰に相談すればよいか分からないときは、まず友人に相談してみるのもいい。

パワハラ被害は、被害者にとってはとても屈辱的なものです。

ですから、それを誰かに打ち明けるのは勇気がいることです。

また、同僚や友人に相談するのはリスクもあります。

ですから、最初は友人に相談を持ちかけるのも1つの手です。

それが、今後の他人に打ち明けたり、相談したりするための練習になります。

【1】パワハラ被害は屈辱的なもの

パワハラは被害者にとって屈辱的なものです。

自分が物のように扱われれば、誰でも屈辱を感じます。

その屈辱的な経験を、誰かに話すのは勇気が要ります。

【2】パワハラ被害の開示には、勇気がいる

パワハラ被害を打ち明けるには、かなりの勇気が必要です。

加害行為は1つ1つは「嫌がらせ」と呼ばれるものですので、自分の被害の深刻さが伝わるかどうかも不安になります。

そして、自分の気持ちを理解してもらえるかどうかも不安です。

さらには、自分が受けた被害が第三者に拡散されないかも不安になります。

自分が悪いわけではないと確信していても、一般的に自分が非難される可能性があるのですから、なかなか打ち明けられないのは当然のことです。

【3】職場内での相談はリスクも多い

職場内での相談は、リスクもあります。

パワハラについて適切に対応できる相手でなければ、退職に追い込まれるだけになる可能性もあります。

職場内での相談は、簡単にはできません。

【4】友人に相談することから始める

ですから、友人に相談することから始めるのは1つの手です。

そして、その場合も二次被害の恐れを考えて、相談するのではなく「打ち明ける」というところから始めるとよいでしょう。

あなたが加害者から受けている言動を、ただ事実として述べてみるのです。たとえば「上司に挨拶しても無視される」と事実を打ち明けてみるのです。そして、そのときの反応を見てみます。

そして、信頼できると思ったら、具体的に相談をしてみればいいのです。

もちろん友人の助言は、大抵の場合は役に立ちません。

しかし、誰かに相談をする練習にはなります。

【5】解決に向けた行動を起こすことが大切

”友人に被害を打ち明ける”、もしくは”相談をする”といった小さな行動であっても、その行動が次の行動のきっかけになります。

どのような行動も、それは解決に向けた布石となるのです。

ですから、あなたができる範囲でよいので、解決に向けて行動を起こし続けてください。

あなたならできます。

無理をしない範囲でいいので、できることを実行に移していきましょうね。

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パワハラを受けていてパートを辞めたいが、同僚が気になって辞められないときにしてほしいこと。

パワハラ相談者の中には、心優しい方が多いです。

”自分がパワハラを受けていて、辞めたい。しかし、自分が辞めると同僚が困るので、辞められない。”とおっしゃる方もいます。

そのような場合、私はその同僚の方に”辞めたい”と打ち明けることをお勧めしています。

「辞めたい」と打ち明けておくことで、同僚にはそれに備える時間ができるからです。

【1】パワハラ被害者には、優しい方が多い

パワハラ被害者は、自分が被害に遭っている方にも関わらず、他人を思いやる優しさをお持ちです。

「もう耐えられない」と思っていながらも、自分が辞めると同僚にしわ寄せが行くことを気にして辞められないのです。

しかし、それがために、加害者が自分を傷つけることを、許してしまっています。

この状況から抜け出すための第一歩は、その同僚達に辞めたいと打ち明けることです。

【2】打ち明けることが布石になる

あなたが同僚に辞めたいと打ち明けることは、同僚達に対する布石となります。

パワハラを受けていて、「辞めたい」と言っていた人が辞めることに対して、責める人はいません。

「辞めたい」というそぶりを見せずに、急に辞められるほうが同僚の方々は困るのです。

ですから、「辞めたい」と事前に打ち明けておくことは、とても大事なことです。

そして、もし相談にも乗ってくれそうでしたら、相談に乗ってもらうのがよいでしょう。

【3】同僚も「辞めたい」と思っている

大抵の場合、その同僚も「辞めたい」と思っています。

しかし、あなたと同じ考えで辞めることができないのです。

ですから、あなたが「辞めたい」と明確に打ち明けることで、同僚も救われます。

また、自分が辞めることに向けて動き出すこともしやすくなります。

あなたが「辞めたい」ということは、同僚のためでもあるのです。

「辞めたい」と打ち明けることは、強い恐怖を感じることです。

ですが、あなたならできますから、どうか一歩踏み出してみてください。

その一歩が、大きなきっかけとなることは保証します。

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パワハラがフラッシュバックするのは、あなたが弱いからでは決してない。

パワハラは、職場から脱出した後も悪影響を及ぼします。

職場のある方向に向かうだけで、フラッシュバックが生じて、体調が悪くなるのは珍しいことではありません。

そして、フラッシュバックがあるのは、決して心が弱いからではありません。

外傷があっても私達は”自分は弱い人間だ”とは決して思わないのですが、内面の傷があると私達はなぜかそう思ってしまう癖があります。

しかし、外傷はあなたの強い・弱いに無関係であるのと同様、フラッシュバックも関係ありません。

むしろ、あなたは強い人間です。

【1】パワハラは、異動・退職・転職後も悪影響を及ぼす

パワハラ職場から異動や退職、転職によって脱出しても、悪影響は残ってしまいます。

パワハラによって作られた精神的な傷が、被害者を悩ませることは少なくありません。

退職後に”職場で働きたくない”と思う人も多いのです。人間関係全般に嫌悪感を持つ人もいます。当然ですよね。

いじめの被害児童は「学校」というキーワードだけでも身体が震えることさえあります。

精神的な傷は、職場を離れただけでは簡単には消えないものです。

【2】フラッシュバックで体調不良になるのは、よくあること

パワハラがフラッシュバックして、眠ることができないというのもよくあることです。

感覚的なものですが、特に勤務していたときに、眠れなかった人に多くみられるように感じます。

私も現時点においても、フラッシュバックして嫌な気持ちになることはあります。ただ、それが日常生活に支障をきたすレベルではないだけです。

パワハラ被害者なら、少なからずこのような経験はしているとは思います。

【3】フラッシュバックは、心が弱いからではない

フラッシュバックは誰にでもあるものであり、それは心の強い・弱いとは関係がありません。

関係があるとすれば、それは傷の深さです。

傷が深ければフラッシュバックによる悪影響も大きく、傷が深ければそれも小さいだけです。たとえば、どれだけ筋骨隆々であっても、傷が深ければ傷は長期間疼きますし、回復には時間が掛かります。

外傷の痛みや回復の遅さは、私たちの強い・弱いとは無関係なんです。

同様に、内面の痛みや回復度合いは、私達の強い・弱いとは無関係です。

【4】「恥ずかしい」と思うことも、恥ずかしいことではない

しかし、私達は心の傷については、どうしても”自分は弱い人間だ”と思いがちです。

そして、それは仕方のないことです。

心の傷について恥ずかしいと思うことも、決して恥ずかしいことではありません。心に傷があることは恥ずかしいことではありませんが、恥ずかしいと思ってしまうのは仕方のないことです。

傷あとにコンプレックスを持ってしまうのが仕方のないことのように、心の傷にコンプレックスを持ってしまうことも仕方ないことです。

ですから、心の傷が認められないことを”自分は弱い人間だ”と思う必要はありません。

【5】あなたは強い人間である

あなたは、パワハラによるフラッシュバックを受けながらも、それを克服しようとされています。

その時点であなたは十分に強い人です。

ですから、どうか自分を卑下なさらないでください。

克服しようとしているその意志がすばらしいです。

その意志は必ず実現できますので、どうか諦めずに前進していってくださいね。

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パワハラ加害行為に対して「自分が悪い」と思わないためにも、パワハラについての基礎知識を身に付けておく。

パワハラ被害者は「自分が悪いのではないか」と思い込みがちです。

だからこそ、被害者にこそパワハラに関する知識を持っていただきたいのです。

パワハラに関する知識が増えれば増えるほど、加害者の行為が社会的には許されないものだと分かります。

加害者に非があると確信できることで、気持ちが楽になります。

【1】被害者は、自分が悪いと思うことが多い

パワハラの被害を受けると、どうしても「自分が悪いのではないか」という思いが出てきます。

相談相手が悪ければ「あなたにも非がある」と言われるので、いっそうそのように思いがちです。

もちろん、自分に非があることを認めることは悪いことではありません。

しかし、それによって加害者の非が見えなくなることがあります。

そうならないように、気をつけてほしいんです。

【2】パワハラに関する知識があなたを助ける

パワハラについての知識を持つと、自分の非と、相手の非を明確に分けられるようになります。

少なくともパワハラの定義に当てはまる行為は、社会的には許されない行為であると判断できます。

パワハラについての知識が、あなたを冷静にさせてくれるのです。

なお、パワハラについての基礎知識は下記のページでご覧ください。

パワハラ解決の基礎知識ーはじめに(目次)
目次 はじめに 第1章 パワハラは、法律上の用語ではない 第2章 パワハラの定義 第3章 パワハラの証拠集めが必要な理由 第4章 パワハラの証拠の集め方 第5章「パワハラ解決」とは何か 第6章「目的」と「状況」によって、取るべき手段は異なる 第7章 取るべき手段を実行できない理由 第8章 パワハラは学習性無力感を生む 第9章 リスクに備える 第10章 アサーションを身に付ける 第11章 パワハラ後遺症に対処する おわりに 【はじめに】 「パワハラ解決の基礎知識」のページでは、パワハラに関する心理・法律・経済を含む、総合的な基礎知識を取り上げます。 パワー・ハラスメントは、法律上は定義されていません。そのため、パワハラに該当することによって、何かしらの法的効果が発生するわけではありません。パワハラに該当するからではなくて、他の法律要件に該当するから、法的効果が発生するに過ぎません。 法律上の定義がないため、各行政が独自にパワー・ハラスメントを定義しています。現在、パワハラの定義でもっとも有名なものは、厚生労働省の定義です。 行政が出している定義に該当することによって、何かしらの法的効果が発生するわけではありません。しかし、パワハラ解決に向けて行政を動かすには、少なくともその行政が出しているパワハラの定義に当てはまらなければなりません。 そして、行政を動かすために、パワハラ被害に遭っていることを示す証拠が必要となるのです。厚生労働省に動いてほしい場合は、厚生労働省が出すパワハラの定義に該当すると証明するものが必要となります。法務省に動いてもらいたい場合も同じです。 そこで大切となるのが、パワハラの証拠の集め方です。パワハラにはさまざまな類型がありますが、その類型によっては証拠を集めにくいものも多く、戦略的に集めていく必要があります。 しかし、そもそも証拠を集めることが必要かどうかについては、考えておく必要があるでしょう。一口に「パワハラ解決」と言っても、そこには様々なものが含まれます。もっとも理想的な解決は、加害者が退職、または異動になり、あなたに対して損害賠償をして、かつ、あなたが職場に留まることかもしれません。もしくは、ただ加害者がパワハラ行為をストップしてくれれば、それでよいと思うかもしれません。

【3】関連知識が、あなたを冷静にさせる

パワハラについての関連知識を学ぶとき、自然と脳は理性優位状態になります。

感情に支配される状態から抜け出ることができるのです。つまり、冷静になることができます。

そして、パワハラ行為は許されないという確信を持てるようになります。

「自分が悪いのではないか」という迷いがあると、状況改善に向けた行動もとりにくい。

しかし、知識を身に付けると加害者に非があると確信でき、行動に移しやすくなります。

【4】知識に基づいて行動を行おう

パワハラについての知識を身に付けて、まずは冷静になりましょう。

そして、パワハラ行為をしていることについては、加害者に非があることを確認しましょう。

あなたが現時点で、どのような選択肢を持っているのかを調べ上げて、どの解決策を実行に移すのかを冷静に判断しましょう。

ただ無謀に行動に移すのではなくて、知識に基づいて冷静に判断して、行動に移していくのです。

それによってこそ、状況は改善していきます。

この文章をお読みのあなたなら、状況を改善することができます。

ですから、しっかりと身に付け、冷静にそして確実に、行動を起こしていきましょう。

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パワハラの対処に「どうすれば?」に迷っている人に知っておいてほしいこと。

パワハラの相談を受けて、適切に行動できる上司は、ごくわずかです。ほぼすべての上司は、ただあなたの話を聞くだけで、実際には何も行動を起こしてはくれません。

だから言って、上司に相談することは無意味ではありません。

上司に相談したという事実があるからこそ、社内の相談窓口にも行きやすくなります。

そして、社内の相談窓口に行ったからこそ、社外の相談窓口にも行きやすくなります。

あなたの行動は、次の行動を行うためのきっかけを作ってくれるのです。

あなたには、あなたが現時点でできることを、実行に移してほしい。

よりよい方法を探して「どうすれば?」と悩むよりも、今できる小さいことを実行に移すことで、次の選択肢が見えてくるからです。

【1】ほぼすべての上司は、ハラスメント対策の素人

ほぼすべての上司は、ハラスメント対策については素人です。

被害者にどのように対応するべきか、加害者にどのように対応するべきかは、まったく知りません。

職場内の人間関係のトラブル対処については、素人なのです。

ですから、「上司に相談しても、何も意味がなかった」ということが、日本全国で頻出するのです。

【2】上司に相談するのは、次の行動へのステップ

ハラスメントを上司が解決してくれることは、ほとんど期待できません。

しかし、相談すること自体はとても大切なことです。

もし上司が解決に乗り出してくれたら、仲間が増えます。

もし解決に乗り出してくれなくても、その上の上司に相談したり、社内の相談窓口に相談しやすくなります。

「上司に相談した」という事実が、次の行動のステップを切り開いてくれるのです。

これが、とても大切なことなんです。

【3】社外に相談する前に、社内で相談する

労働局などの社外の相談窓口を利用した場合でも、「社内で誰かに相談したか」と通常は質問されます。

そして、そのときに社内で相談した事実がない場合は、「社内で相談してみてください」と言われて帰されることになる場合もあります。

たとえ上司が動いてくれなくても、上司に相談しておくことで、この無駄足を取り除けます。

これはつまり、パワハラ解決までの期間が短くなるということです。

【4】行動が次の行動のステップになる

パワハラは、解決に向けての行動が難しいものです。

行動を起こすことによって、さらにパワハラが酷くなるのではないかというリスクや恐怖もあります。

ですから、なかなか動けないのは仕方がないことです。

ただ、パワハラは放置すれば解決するものではありません。むしろ、エスカレートします。

ですから、できるだけ早く動き始めたほうがよいのです。

もちろん、あなたが現時点でできることは、それほど多くはないと思います。

しかし、あなたが行動を起こせば、それが次の行動に必ず役に立ちます。

あなたが行動を起こせば起こすほど、あなたが取り得る選択肢が増えるのです。

ですから、あなたが取っている行動がどれだけ小さくても、それは素晴らしいことです。

「相談しても意味がない」という思いが出てくるとは思いますし、二次被害のリスクもあります。

しかし、それでも行動できるのなら、行動に移しておいてほしいのです。

それが、今後のあなたの行動の選択肢の幅を広げてくれます。

あなたならできます。

どうか、無理をしない範囲でよいので、できることを実行に移してみてください。

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パワハラは「甘え」ではないので、「甘え」の問題としても解決はしない。

パワハラ被害者に対して「甘えだ」と主張する人がいます。

しかし、パワハラはそれによって職場内の生産性を下げます。

パワハラ被害者に対して「甘えだ」という主張して、被害者個人の問題だとしたところで、職場の生産性は回復しません。

つまり、パワハラは、被害者個人の問題ではないということです。

パワハラは職場全体の生産性を下げるものであり、そのためその言動自体をなくすことでしか、生産性を取り戻すことはできません。

【1】パワハラは「甘え」ではない

パワハラは甘えではありません。

もし、パワハラが甘えであるなら、それは被害者個人の問題となります。

つまり、被害者個人によって解決できる問題だということになります。

被害者が忍耐力を強くすることができれば、問題が生じないということです。

【2】職場の生産性が下がる

パワハラは、職場全体の生産性を下げることが、論文でも示唆されています。

各国報告5 日本における職場のいじめ・嫌がらせ、 パワーハラスメントの現状と取り組み 第65回労働政策フォーラム(2013年2月28日)|労働政策研究・研修機構(JILPT)

また、暴言が生産性を下げるという論文もあります。暴言を見聞きしただけの人でも、生産性は下がるのです。

もし、被害者個人が忍耐力を付けたとしても、パワハラ行為を目撃する人の生産性は存在します。

【3】職場の生産性は、パワハラ行為がある限り回復しない

パワハラ行為がある限り、職場の生産性は回復できません。

被害者個人がどれだけ強い忍耐力を身に付けても、それを見聞きする人は相変わらず存在します。

被害者個人が忍耐力を身に付けても、パワハラによる悪影響は取り除けないのです。

つまり、パワハラは被害者個人の問題ではありません。

【4】パワハラは組織または加害者の問題である

パワハラは組織または加害者の問題です。

そのため、被害者としては組織または加害者に対して働きかけを行っていかなければなりません。

少なくともあなたに問題があるわけではありません。

しかし、パワハラに対しての理解はまだまだ浅く、動かずに耐えているだけでは被害者のせいにされることも多くあります。

ですから、無理をしない範囲でよいので、動いていきましょう。組織と加害者に働きかけていきましょう。

そして、あなたの濡れ衣を晴らしてください。

あなたなら、できます。

動き続けましょう。

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パワハラに負けない心を作るために、法律知識を身に付けておく。

パワハラは心理戦です。加害者とあなたとの間で、どちらが先に相手の心を折るかの戦いです。

ですから、あなたには自分の心を守るための技術が必要となります。

そして、そのために役立つのが法律知識です。

法律知識は、あなたから迷いを取り除いてくれます。

我慢し続けているだけでは、自己肯定感を保つことはできません。

法律知識を身に付けて、その法律知識に基づいて動くことで自己肯定感を保てるのです。

【1】パワハラは心理戦

パワハラは心理戦です。

どちらが先に相手の心を折るかの勝負です。

加害者の、加害の意思を折ればあなたの勝利です。

あなたに対してパワハラをする意思を失わせることが、あなたの勝利です。

【2】自分の心を守る技術こそ必要

パワハラは心理戦であるために、大切となるのが”どうやって自分の心を守るか”です。

そのためには、さまざまな心理学的な方法論があります。たとえば、セルフトークのコントロールという心理技術があります。文章完成法に基づく、自己評価を高める方法もあります。

これらの心理技術は確かに効果的ですが、自分一人で行っても効果を実感しにくいというデメリットもあります。

【3】法律知識があなたの心を支える

あなたの心を守る方法として、効果を実感しやすいのが「法律知識を身に付けること」です。

パワハラの定義や、加害者に対して法律的にどのような責任追及ができるのかを知ることが、あなたの心理的な支えとなります。

”加害者の言動は、法的には許されないことだ”という確信を持てることで、安心できるのです。

相手の言動が社会的に悪いと言い切れないと、それがストレスとなってしまいます。

法律知識は、それを取り除いてくれます。

【4】法律知識で自己肯定感を保つ

パワハラに関する知識を身に付けて、自己肯定感を保ちましょう。

そして、法律知識が活かせるように、証拠集めを始めましょう。

被害メモや録音・録画で、パワハラの証拠を集めるようにしましょう。

そうやって動くことで、あなたは自分を肯定しやすくなります。

それが、あなたをパワハラによる悪影響から守ってくれます。

あなたなら状況を改善することができるはずです。

ぜひ、無理をしない範囲でよいので、動いてくださいね。

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パワハラの後遺症から抜け出すための出発点としての考え方

パワハラを受けて退職をすると、それがトラウマ的になることがあります。

実際に適応障害やうつになってしまったりすることも、少なくありません。

そのような状態になるとどうしても、「もっと早く対応していれば」という後悔が出てきます。

その後悔してしまうこと自体は、仕方がないことです。

しかし、まずは「自分はよく、あの酷い状況で耐えていた」と、自分を褒めてほしいのです。

実際にあなたは、他人の悪意を受け続けていました。

人間にとって他人の悪意は、大きなストレスになることが心理学的にもわかっています。

叩かれたり、物を投げられたり、暴言を吐かれたり、無視されたり、嘲笑されたり・・・

あなたはそれらに耐える日々を送ってこられました。

それができたのは、あなたが強い人だからです。

あなたはパワハラによってすでに自己肯定感を下げられているかもしれません。

その上、後悔をして自己肯定感を自分で下げてほしくないのです。

ですから、最初の一歩として過去のあなたを褒めてみてください。あなたはそれほどのことを成し遂げたのですから。

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