セルフトークのコントロールで、自分の心を守る。【退職できないジレンマを解消する。】

 セルフトークのコントロールは、

 本来は、コーチングの技術です。

 つまりは、目標達成のために使う技術です。

 しかし、これは自分の心を守るためにも使えます。 
 

 まず、セルフトークといいうのは、

 心の中の声のことです。

 きっと皆さんは、この文章を、

 心の中だけで音にしながら、

 読んでいると思います。

 その心の中の声を、セルフトークと言います。

 日本語では、内言、または内言語と訳されるものです。

 セルフトークのコントロール、というのは、

 その名前のとおり、

 自分の心の中の声を、コントロールすることです。

 基本は「自分らしい」と「自分らしくない」です。

 うまく行ったら「自分らしい」、うまく行かなかったら「自分らしくない」と、

 心の中で思うことが、基本的な方法となります。

 ちなみに、セルフトークのコントロールについては、

 心理学にも検証が進められています。

 たとえば、

 自分で自分を褒めるセルフトークは、

 他人から褒められるのと同等の効果があることが分かっています。

 また、小学校の成績優秀者ほど、

 セルフトークで自分を褒めていたという

 心理学の実験結果もあります。

 セルフトークのコントロールは、

 簡単、かつ、効果が高い技術なのです。

 だからこそ、

 スポーツでのメンタルトレーニングでは必須の技術
となっています。

 たとえば、上司から「スタンドプレーをするな」と言われて、

 落ち込んでいるとします。

 このときに、

「善かれと思ってやったのに、

 なんで私は勘違いされやすいんだろう」と思ったら、

 勘違いされやすい自分を、自分らしいと捉えることになってしまいます。

 そうすると、自己卑下に走りやすく、

 自信回復にも時間がかかります。

 

 ですから、こういう場合には、

「スタンドプレーというのは上司の評価に過ぎない。

 私は会社の目的に照らして自己判断をしたのだし、
 
 その判断が間違っていたとは思っていない。
 それなら、上司の評価で傷つくなんて、自分らしくない。」
 このように心の中で、心の声をコントロールするのです。

 もちろんこれは1つの例です。

「自分ではスタンドプレーとは思っていないが、

 スタンドプレーと思われる部分はあったかもしれない。

 次は、今回以上に事前確認をして、
  
 スタンドプレーだと思われないように気をつけよう。」

 このように思ってよいです。

 大切なことは、高いセルフイメージこそが「自分らしい」と心の中で、思うことです。

 

 あなたが挨拶をしても、挨拶を返さない上司に対しては、

 たとえば、

「私は将来は、独立して多くの人を雇う人間になっているのだから、
 このような一社長の言動に振り回されるなんて、自分らしくない。
 相手がどうであろうと、自分は自分が正しいと思うことをしよう。」
 と、いうように心の中でつぶやきます。
 

 このセルフトークのコントロールは、

 自分の心を守るのにとても役立つ技術です。

 ですから、ぜひ身に付けてほしいなと思います。

 

 ただ、セルフトークのコントロールを身に付けても、

 問題自体が解消されるわけではありません。

 

 傷つきにくくなり、回復力も高まりますので、

 他の人から一目置かれるようになりやすいので、

 結果的に状況が改善することはあります。

 

 しかし、それは、ほぼ運が関係してくるものです。

 そうなると、退職できないジレンマ解消の手段としては、

 かなり弱いと言わざるを得ないでしょう。

 

 やはり、根本問題は経済的理由ですから、

 会社を辞めても、定期収入を得る方法はないか、(次の記事)

 を考えることになります。

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三國 雅洋 について

パワハラ問題解決の専門家 行政書士・プロフェッショナルコーチ・元医療法人理事 法律・心理・経済の専門知識を使って、パワハラ問題を総合解決へと導く日本唯一の専門家
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