相談を受けることがあります。
紹介で入ったところなので、
辞めると紹介をしてくださった人に迷惑がかかる。
一方で、パワハラ・職場いじめに、耐えられない。
どうすれば、よいかというものです。
この状態に陥ると、
多くの人がうつ病、その他の病気になって、
会社を休職することになります。
そうならないようにするには、
いくつかの方法論があります。
1 パワハラを辞めさせる。
2 辞めても、紹介者に迷惑が掛からないようにする。
パワハラを辞めさせる方法は、
いくつかあります。
しかし、いずれもセーフティーネットがあるからこそ、
実行ができます。
言い換えると、
「自分は退職になっても困らない」という状況にならないと、
実行は難しいと言わざるを得ません。
私はプロですので、
どうやって、証拠を集めたらよいか、
どうやって証拠を使ったらよいかは、
お伝えすることはできます。
しかし、基本的には「戦う」という選択肢は、
自分が辞めても困らないという状況でのみ、使えます。
ですから、先にセーフティーネットの構築が必要となります。
セーフティーネットの構築方法については、
下のほうにある大きな画像をクリックしていただければ、
細かくご説明しております。
よろしければ、ご覧ください。
もう一方の、退職しても紹介者に迷惑がかからないようにする、
というのは、基本的には簡単です。
先に相談しておけばよいのです。
私も、他の専門家を紹介することはあります。
そのときに一番ショックなのは、
紹介したことで、ネガティブな結果が出てしまったことを、
後から知ったときです。
先に相談してくれれば、
私からその紹介先に話をすることもできますし、
話をすることができなくても、
「私の顔を立てなくてもいい」と伝えられます。
そして、紹介先から先に削ることもできます。
でも、後から知った時は、ただただ申し訳なくなるだけです。
ですから、紹介で入って辞めにくい場合は、
先に紹介者に相談をしておきましょう。
もちろん、紹介者が自分の顔を立てて続けてほしいという場合もありますが、
それは相談してみないとわからないことです。
そして、一度、事前に相談したという事実があれば、
退職したときも、紹介者を説得しやすく、
納得を得られやすくなります。
ですから、紹介で入ったという場合は、
先に紹介者に、相談をしておくことが、おすすめです。