いじめ・嫌がらせ体験の悪影響を受けないようにするための、
ゴール設定には2つの条件があります。
この2つの条件を満たすゴールを設定することで、
いじめ・嫌がらせ体験から悪影響を受けないで生活できるようになります。
そのための条件の1つが、「現状の外」です。
この現状の外とは、「自分が変わらない限り、達成できないゴール」という意味です。
これには2つの意味があります。
まず自分が行動を起こすことで、
初めて達成できるゴールだということです。
自分が何もしなくても、自然と達成できるのであれば、
あなたが行動を起こす必要はありません。
あなたが、ゴール達成の主体となる必要があります。
さらに、あなたが「変わる」ことで始めて達成できるゴールだということでもあります。
より具体的に言えば、
いじめ・嫌がらせ体験被害に対する、
あなたの価値判断が変わる必要があるようなゴールです。
ゴール設定は、あなたの中の価値判断を変えるために行います。
あなたが「いじめ・嫌がらせ被害のせいで前向きになれない」と思っていて、
その考えのまま達成できるゴールなら、考えは変わらないでしょう。
自分の中での価値観が変えなくても達成できないようなゴールこそが、適切です。
このような現状の外側にゴールを設定したら、
次はもう1つの条件を満たしているかを確認します。
それが、「WANT TO」です。
これについては、また別の機会にお話します。
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