パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

いじめ・嫌がらせ体験をプラスに変える。

危機に陥ったときは、どうすればいい?

投稿日:

パリで同時多発テロがありました。

このようなときに役立つ心理学があります。

クライシスサイコロジーと呼ばれる分野です。

私達は、危機には「闘争か逃走か」と呼ばれる心理状態に陥ります。

これは、簡単に言えば感情が優位になっている状態です。

この感情優位の状態では、人は行動を取りたがります。

行動を起こすことで、不安を減らすことができるからです。

クライシスサイコロジーの分野では、「人間は危機にはシンボリックな行動を起こす」と言われます。

今回もFB上で、プロフィールの変更など、さまざまな行動が行われました。

人間は不安になると、何かしらの行動を起こしたいのです。

そうすることで、私達は不安を減らすることができるからです。

しかし、実際に「闘争か逃走か」から逃れるには、行動では弱いです。

理性優位の状態にするほうが、よほど効果があります。

感情と理性は、相反するものです。

感情優位のときは、理性が優位ではなく、

理性優位のときは、感情優位ではないのです。

理性優位にするためにはどうすればどうすればよいか。

少しだけ抽象的に考えることです。

「フランスでの同時多発テロ」を「テロ」の1つとして捉える、

「テロ」を暴力の1つとして捉える、のように少しだけ抽象的に捉えるようにするのです。

物事を抽象的に捉えるには、理性を使わざるを得ないからです。

他にも理性を使えばよいので、いろいろな方法はあります。

今回のテロを起こしたとされる組織の意図について、分析することも良い方法です。

理性的に考えることができれば、それでよいのです。

これはいじめ・嫌がらせ被害の、影響を弱めるためにも使えます。

感情を抑えたいときは、少しだけ抽象的に考えるようにしてみてください。

そうすることで、理性が働き、感情は抑えられます。

危機に陥ったとき、冷静になろうとしても難しい。

ですから、強制的に理性を働かせるために、理性が働かざるを得ないようにするのです。

そのための方法が抽象的に考えること、です。

そして、できれば、毎日物事を抽象的に考えるようにしておきましょう。

そうすることで、危機に陥ったときも、感情優位にならないように、

自分を条件付けることができるようになりますよ。

-いじめ・嫌がらせ体験をプラスに変える。

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

no image

自分のために、他人の挑戦を応援する。【いじめ・嫌がらせ体験をプラスに変える。】

小林麻耶、1・27歌手デビュー 歌&ダンスに初挑戦「夢が実現」 フリーアナウンサーでタレントの小林麻耶(36)が歌手デビューすることが24日、わかった。来年1月2……&#823 …

no image

いじめの被害体験の影響を、少なくする簡単なコツとは?

いじめ・嫌がらせ被害で、前に進めない人は大勢いらっしゃいます。 「いじめを受けたときの傷は、絶対に忘れられません!」とおっしゃる人もいます。 もちろん、それがプラスの力になっているなら、よいのです。 …

no image

告白だって、大きな挑戦。【いじめ・嫌がらせ体験をプラスに変える。】

成就するかも? 諦めるべき? 片思いを続けるか否かを判断するコツ5つ片思いをずっとしていると、「本当にこの恋はうまくいくのだろうか?」と不安になってくることもあるでしょ……&# …

no image

「IF-THENプランニング」でセルフトークを習慣化。【いじめ・嫌がらせ体験をプラスに変える。】

今回は、セルフトークを習慣化するための、心理学的手法についてです。 セルフトークを習慣化するということは、自己イメージを変える手法ということです。 できるだけ簡単に書きますが、とても有益な情報です。 …

no image

問題ではなくゴールに意識を向ける【いじめ・嫌がらせ体験をプラスに変える。】

大仏の髪の「数」492個=定説の半分-奈良・東大寺 東大寺(奈良市)は3日、大仏の髪に当たる「螺髪」(らほつ)の数について、これまで一般に知られていた……….≪続き …

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。