いじめ・嫌がらせ被害で、前に進めない人は大勢いらっしゃいます。
「いじめを受けたときの傷は、絶対に忘れられません!」とおっしゃる人もいます。
もちろん、それがプラスの力になっているなら、よいのです。
ただ、それが自分の中で
ネガティブなエネルギーになっているなら、ちょっと残念です。
そう言う人にこそ、やってほしいことがあります。
「ゴール設定」です。
ただし、ゴールには2つの条件があります。
1 達成したいと思えることであること。
2 「自分らしさ」を変えないと、達成できないものであること。
シンプルすぎて信じてもらえないのですが、ゴール設定は効きます。
適切なゴールを設定すれば、自然と心の傷の影響力は減ってきます。
なぜかといえば、心の傷の影響がゴール達成に邪魔になるからです。
適切なゴール設定をし、そのゴール達成のために本気で動き始めると、
自分の中での物事の重要度が変わっていきます。
ゴールに役だつものに意識が向いて、
そうでないものは意識に昇らなくなります。
もっと簡単に言うと、気にならなくなります。
私は、中学2年生のとき1年間にわたって、嫌がらせを受け続けました。
しかし、今ではまったく思い出すことがありません。
こういうブログを書くときに、あなたの仲間だということをわかってもらうために、
意図的に思い出す時ぐらいです。
思い出しても、特に何も思いません。
私にとって、その経験はゴール達成のための道具の1つでしかないわけです。
このような感覚に、自然となります。
それではカウンセリングと同じではないか、とお思いかもしれません。
ただ、カウンセリングとは大きく異なるところがあります。
それについては、また次回にでも書くようにしますね。