シャープの「自爆営業」に百貨店社員 「私の業界では普通」
経営再建中のシャープが、社員を対象に自社製品を購入することを求めるキャンペーンを始め、これが大……….≪続きを読む≫
ゴールは、義務ではありません。
ゴールには、2つの条件があります。
その1つは「WANT TO」つまり、達成したいと思えるゴールであることです。
シャープの経営再建を考える経営者にとって、
経営再建はもちろんゴールに入っています。
そのために、これまでのシャープらしからぬ自爆営業を始めたのは、
素晴らしいことだと思います。
ただ、経営再建がゴールであるとすれば、
ちょっとゴールが低すぎますね。
それよりも問題なのは、
それが社員にとっての「WANT TO」になっているかどうか、です。
申し訳ないのですが、
社員にとって大切なことは経営再建ではなく、
自分達の生活を守ること、つまりは現状維持でしょう。
それを踏まえると、
「経営再建のために、社員のみなさん、商品を買ってください」というのは、
単なる義務感を増やすだけです。
これは、経営再建への気持ちを削ぐ行為にもなりかねません。
ゴール達成に向けて、義務感は禁物です。
これは、いじめ・嫌がらせ被害体験についても同じです。
変わらなきゃという義務感は不要です。
そうではなくて、自分が変わらないと達成できないぐらい壮大で、達成したいと思えるゴールを掲げてください。
そして、その実現に向けて、本気で、夢中で取り組んでください。
参考記事