この3つの側面で、自分が提供できて、他社が提供できない、顧客が望んでいる価値を明確にします。
それが、あなたが提供すべき価値であり、あなたにしか提供できない価値となります。
顧客が望んでいる価値を探す前提として、
どのような人を顧客対象にするかを決定する必要があります。
コーチを副業として行う場合には、
この顧客対象の第一候補は、過去の自分、もしくは現在の自分だと考えています。
なぜなら、その顧客の悩みを、もっともリアルに感じられるからです。
悩みというのは個人的なものですが、
同時に多くの人に共通するものでもあります。
もちろん、副業の利益のゴールを考えたときに、
その利益のゴール以上の、経済的規模が必要となります。
そうでなければ、あなたが参入しても、利益を上げられないからです。
しかし、経済規模については、ほとんど心配する必要はないと思います。
あなたの悩みを解決するための専門家が存在し、
その専門家が、ある程度の収入を得ていそうなら、まず大丈夫です。
このようにして、
過去または現在の自分を顧客対象として考えると、
次に行う、商品設計がしやすくなるのです。
バリュー・プロポジションが発見できたら、
その範囲内で、バックエンド商品を作っていきます。
これは、副業としてコーチをする場合でも同様です。
バックエンド商品の作り方はいくつかありますが、
私はTOC(制約理論)に基づいた方法が、
もっともお気に入りです。
この作業については、また別の機会にお話ししましょう。