今回も、少しマーケティングの話になります。
これは、副業をする上では欠かせないことなのに、
ここを無視して、副業を勧める人が多いからです。
バリュー・プロポジションを発見し、
あなたが提供できて、他の人には提供できない、顧客が求める価値が分かりました。
そして、その範囲内で、商品設計を行うに当たり、
まずは顧客が抱える問題をリストアップしました。
列挙された問題を生じさせている問題を発見して、
それをジレンマという形で表現しなおすことで、
理想的な解決策の方向性を見つけました。
次は、この解決策を実行することで、
どのような出来事が生じうるかを確認します。
解決策を実行すればハッピーな出来事が生じるでしょうが、
アンハッピーな出来事も生じうるでしょう。
たとえば、退職できないジレンマの解決策として、
退職希望者の起業を支援するサービスを考えたとします。
あなたのサービスに従って、いきなり起業をすれば、収入が不安定になります。
仕訳などを行う必要も出てくるでしょう。
そもそも、自分の手に負えない依頼がくるかもしれません。
リアルに考えれば考えるほど、あなたのサービスの問題点が出てくるはずです。
その問題点を、今度は商品を改善するのに利用します。
たとえば、上記に対する単純な予防策は、副業から始めることです。
副業である程度顧客がついてから、起業をすることです。
世界的な起業家であるマイケル・マスターソンも、
副業で初めて、収入が落ち着いたら独立せよと述べています。
いきいり起業するのはカッコいいかもしれませんが、
それは現実的ではないでしょう。
そうなると、起業ではなくて、副業支援のほうが、
顧客にとってもよいのかもしれないと思うでしょう。
このように、不安を利用して、
現実味のある商品設計ができるようになるのです。
人助けすることを目的としたマーケティングの話について、
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体系的にわかりやすく、書いてあります。
きっと退職を考えているあなたの役に立ちます。