パワハラ・職場いじめを受けていて、
その状況に慣れてしまうと、
「耐える」という選択肢を選びがちになります。
この状態を、心理学では
「学習性無気力」と呼びます。
パワハラ・職場いじめ・モラハラ・セクハラなど、
受けたときに心の中で反発心が出てくるなら、
まだよいのです。
問題は、これが出てこなくなること。
「仕方ない」と、自分で納得させるようになり、
かつ、状況改善のための行動をとらなくなることです。
ただ、もちろん、状況改善のために動くのは、
言うのは簡単ですが、実行するのは難しい。
それができないから、悩んでしまうのです。
この場合に、まず確認してほしいのは、
あなたがどのサポートが必要なのか、ということです。
サポートには、大きく分けて3つあります。
1 カウンセリング
2 コーチング
3 ティーチング
カウンセリングは簡単に言えば、
マイナスの心理状態をフラットにすること。
あなたが学習性無気力の状態にあるのであれば、
まずはマイナスの心理状態をゼロにするのが、
カウンセリングです。
コーチングは、
簡単に言えば、「○○できる」と思えるようにプラスの心理状態にすること。
たとえば、状況を改善できる、
職場を辞めることができる、上司にイヤと言える、のように、
私にはできるんだと思えるようにするのが、コーチングです。
最後に、ティーティングは、「○○できる」のその具体的な方法論を伝えることです。
耐える以外の方法論について学ぶ、
つまり、「ではどうすればよいのか」、という質問に答えるものです。
もしあなたが、マイナスの心理状態にあるなら
カウンセリングを受けるのがよいでしょう。
マイナスというわけでないけれど、
プラスでもないときはコーチングを受け、
プラスの心理状態なら、
ティーチングで方法を学ぶのがよいでしょう。
精神的にフラットな状態にあるから、
目標を持つことができる。
ポジティブな心理状態だから、
新しい方法を身につけることができる。
このカウンセリング・コーチング・ティーティングという順番こそが、
職場ハラスメントから脱出するときに、一番大切な順番です。
あなたは今、どのサポートが必要な段階でしょうか。
一度、確認してみてください。
そして、もし、
「耐える」以外の方法論について知りたいと思い、
それを身につけられる心理状態であるならば、
ぜひ下の画像をクリックして、具体的な方法論を身につけてください。
耐える以外の方法論は、あります。
ですから、もしあなたが耐えるしかないと思っているなら、
ぜひ登録して、その方法をみにつけてくださいね。
もう少し詳しく説明した動画を作りました。
よろしければこちらもどうぞ。