「無視」は「人間関係からの切り離し」という類型の、パワハラに該当します。
しかし、「無視している証拠」を集めるのは簡単ではないため、悩む人が多いのです。
今回の記事では、どうすれば無視というパワハラの証拠を集められるかについて書いていきます。
【1】無視もパワハラに該当する
厚労省が出しているパワハラの6類型の中の1つに、「人間関係からの切り離し」というものがあります。
これは簡単に言えば、被害者を孤立させることです。
仕事のやり方を巡って上司と口論してから、同僚に話しかけても集団で無視される状態が続いており、職場で孤立している・・・
特定の労働者に対して、仕事から外したり、別室への隔離・無視や仲間外しなどの行為は、「人間関係からの切り離し」型のパワハラに該当すると考えられます。
https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/foundation/pawahara-six-types/type3
「上司から無視される」というご相談は、後を絶ちません。
それほど、よくあるパワハラ行為なのです。
ですので今回は、上司から無視される場合の証拠の集め方について、お話ししたいと思います。
【2】無視されている証拠
加害者に対して、何かしらの制裁を加えたい場合、必ず証拠が必要となります。
しかし、無視されている証拠を集めるのは、簡単ではありません。
なぜなら、通常、”無視していること”は証拠としては残らないからです。
もちろん、職場の同僚は、あなたが上司から無視されていることは知っているでしょう。
しかし、その証言をしてくれるとは限りません。
自分や自分の家族を犠牲にする覚悟を持ってまで、あなたのために証言してくれることを、期待はできません。
ですから、無視されていることを証言以外の方法で、証拠に集める必要があるのです。
【3】”無視”の証拠の集め方
”上司から無視されている”という証拠を集めるには、ボイスレコーダーを使うのが一番です。
ボイスレコーダーを録音モードにして、上司に話しかけましょう。最近はスマートフォンに録音機能がついているものも多くありますね。充電が問題ないなら、それを利用するのも1つの手です。
あなたが上司に挨拶をしているのに、上司が返事をしていないことを録音しましょう。
あなたが上司に相談をしているのに、上司が何も答えていないことを録音しましょう。
あなたから積極的に話す機会を作ることで、”無視されている”という証拠を集めるのです。
もしくは、最近はペン型カメラなど小型カメラもあります。たとえば、下記の商品は比較的評価が高いようです。無視している様子が、動画ならはっきりと残すことができます。
本当に無視されているのかどうかを証明するために、できるだけ多くの証拠を集めましょう。
もし、上司があなたに指示を出すときに、必ず誰かを媒介にするようになったら、それもボイスレコーダーに記録しておきましょう。
「部長が、あなたに『○○の提出はまだか?』って」というような会話の記録を集めます。
あなたが上司と直接会話をしていない様子を、客観的に証明できるようにするのです。
【4】伝達者を使うパワハラもある
上司があなたを孤立させるために、あなたへの指示をすべて第三者を使う場合があります。
上司→伝達者→あなたという流れで指示が出て、あなた→伝達者→上司という流れで報告がされるのです。
こうなると、中間の伝達者のストレスも多いため、伝達者も加害者側になることが多いです。
このように、陰湿なパワハラ行為が行われるようになった場合も、ボイスレコーダーが大切となります。
あなたが伝達者を介して指示を受けている様子、伝達者を介して報告している様子を記録しましょう。もちろん、カメラで捉えることができるなら、カメラでの録画を試みましょう。
【5】あなたが動くことで証拠が集まる
ここでも大切なことは、「人間関係からの切り離し」については、あなたが積極的に動く必要があるということです。
あなたが上司に積極的に働きかけることで、始めてあなたへの冷たい反応が記録として残ります。
あなたとしては、冷たい反応を予期しながら行動を起こすことになります。
精神的には、かなりキツイ証拠集めとなります。
ですが、上司を社会的に抹殺するためだと思って、証拠を積極的に集めてみてください。
証拠が集まれば集まるほど、あなたは上司に対して、精神的に優位に立てるようになります。
”いつでも社会的に抹殺できる”という気持ちが、相手に対しての恐怖心を薄れさせてくれるのです。
つまり、証拠を集める作業が、あなたのメンタルヘルスもよくしてくれます。
ですから、かなりキツイことですが、ぜひ積極的に証拠集めに動いてください。
そして、たくさんの動かぬ証拠が集まったら、制裁に向けて動き出しましょう。
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この被害メモテンプレートを参考に、まずは過去に受けたパワハラ行為などを詳細に書き出してください。
また、今後の被害内容も、同様に詳細にメモしていきます。
どのような些細なことでも、メモすることが大切です。証拠は量も大切だからです。
可能であれば、ボイスレコーダーを長回しを行い、録音を試みてください。
録画が可能であれば、録画ができると一番よいです。
1ヶ月ほど証拠を集めたら、証拠を文書化の上、労働局に相談に行かれるとよいです。
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