【理論編】
人間の脳は、必要なことしかしません。
必要でないものは、認識しません。
その結果、ほぼすべての情報を、脳はシャットアウトしています。
たとえば、意識しないかぎり、鼻の頭は意識に上がりません。
職場で流れているBGMやテレビも聞こえなくなります。
これは、脳が自然とやっていることです。
脳は、あえて情報をシャットアウトしているわけです。
反対に、
問題が生じたとき、その問題解決が必要だと脳が思っているときは、
脳は、その解決に必要な情報を、シャットアウトしなくなります。
ふと、気になった本をペラペラめくると、探していた答えが書かれています。
これは、神様に導かれたのではなくて、
脳が、必要なことをするために、シャットアウトしていた情報を取り入れただけのことです。
捨てていたものを、捨てなくなっただけです。
【実践編】
1 自分が問題だと思っていることを意識にあげましょう。
2 解決策が存在しないのではなく、自分がその解決策を捨てているのだと考えましょう。