私たちは、
ニュースなどを通して、
疑似災害を受けます。
そのため、
直接の被災者でなくても、
脳が緊急時のモード(「闘争・逃走モード」)に入ります。
怒りっぽくなったり、
逆に臆病になりすぎたりします。
その結果、
身近な人といさかいが起きやすくなったり、
車の運転が荒くなったり、
ストレス発散のために買い物をしたくなったり、
やけに運動をしたくなるかもしれません。
反対に、
家に引きこもったり、
コミュニケーションを取らなくなったり、
するかもしれません。
つまりは、子供の頭になってしまうのです。
疑似災害の被災者にとって必要なことは、
頭を働かせること。
さまざまな情報を集めて、
統合して、
長期的に物事を考えること。
もっとわかりやすく言うと、
大人の頭を取り戻すこと。
アメリカCDCが公表している
危機における心理について説明した資料を、
日本語訳をしてくれている方がいます。
このような資料に目を通すのには、
理性を働かせる必要があるため、
強制的に冷静になることができます。
もし、今、何か落ち着かない気持ちになっていたら、
一度、目を通すことをおすすめします。